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社会人の中国留学で是非活用してもらいたいのが、互相学習です。
互相学習とは、日本語を学ぶ中国人学生と、お互いの言語を教えあうことです。具体的に言うと、我々日本人留学生が、留学先の大学の外国語学部日本語学科の学生と会話練習をすることです。
中国語のネイティブスピーカーと会話練習するわけですから、中国語の会話力向上に大きなメリットがあることは言うまでもありません。
そもそも、留学中の授業は1週間20コマ前後。月曜から金曜まで毎日午前中だけです。このすべてを会話力、ヒアリング力の向上に効率的に使えたとしても、これだけで足りるほど語学は甘いものではありません。中国留学で中国語力を向上させるならば、絶対に放課後の互相学習を強化すべきです。
それを実現するためには、放課後の時間に余裕を作ることが前提条件となります。時間がないことには互相学習をしたくてもできません。
そのために必要なのは、授業内容は授業中にすべて理解することです。授業中に分からないところを残してしまうと、まず復習の時間が必要になります。理解が不十分だと宿題なども時間がかかってしまいます。
ではどうすれば授業内容を授業中にすべて理解できるようになるのか? やはり鍵となるのは予習の充実です。
予習段階で分からない部分を減らす。こうすることで授業中は聞くことに集中できますから、授業の理解が進みます。そして、わずかに残った不明部分を、授業中に先生に質問して解決すればよいわけです。
かといって、予習に時間がかかりすぎると、かえって互相学習の時間をなくしてしまいます。だからこそ、日本での準備学習が重要になってくるのです。
日本で詰め込めるだけの文法内容を詰め込んでおき、授業前の予習を充実させる。そして、授業中は聞くこと、口を開くことに注力し、分からない部分は質問して、授業中にすべてつぶしてしまう。放課後は互相学習を重点とし、会話力を向上させる。
これが最も効率的な中国留学の活用法です。
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